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2013-11-17

保育士に必要なスキル。

<保育士~今日もふと思ふ>
※長編になってしまいました。長いよ。。

保育士資格をとって、14年。
回り道をして、保育士として保育園で働くようになって
6年が経とうとしています。

この仕事について、痛感したこと。
それは、30歳近くになってから入って良かったなと。

保育士は、「子どもと遊ぶのが仕事」
まあ、社会一般の方々の常識でしょう。
そして、残念ながら保育士を志す多くの学生も
同じ事を思っています。

確かに一義的には、直接関わるのは、子どもたち。
でも、その子どもたちとの関係作りの前に、
保護者との信頼関係が構築できなければ
どんなに素敵でいい保育をしていても伝わらないのです。

では、素晴らしく子どもに対応できる先生が
いるとしましょう。
でも、保護者に対しては、タメ口を使ってみたり、
子どもが怪我をした時に、笑顔で「すいませんでした~」
なんて話してしまう保育士さん。

多分、保護者の評判は悪くなり、
保育士として働きづらい環境になってくるでしょう。

保育士って、クライアントは保護者なのです。

こういうと語弊があるかも知れませんが、
保育料を払い、子どもを毎日送迎しているのは
保護者です。
そういう意味では、クライアントというとらえ方を
しても、そう間違いではないと思います。

もちろん、保育の質。子どもをみるプロの目。
保育者としての専門性。
それは大前提です。

<その上で!>いち社会人として、保護者と対応できるか。
これは、保育士に求められる大きくて大切なスキルだと
思います。
若さや経験は別問題です。

僕が、30歳近くでよかったと書いたのは、
それ相当の年齢であるだけで、保護者と年齢も近く
なりますし、年齢だけである程度信頼感が出るもの
なのです。(もちろん基礎的な社会人スキルは必要です)
そして、回り道をしてきたおかげで、社会人としての
スキルを身につけてこれたのです。

逆を言えば、20歳そこそこで、保育士となり
保護者から信頼感を得るためには、相当の努力が
必要なのだと思います。

さて、保育士の方は思い浮かべて見てください。

保育士の養成課程において、保護者対応を学んだ
経験はありますか?
多分、皆無に等しいと思います。

そして、この保護者対応が大切なことの裏には
もうひとつ大切なことが潜んでいます。

つまり、「対大人とのコミュニケーションスキル」
なのです。

保護者対応がとても上手な人は、
多分、同僚との関係もうまくいっているはずです。

よく、就職後、職場の人間関係がうまくいかなくて
離職したって事例は8割方この問題を少なからず
はらんでいると思います。

最近の実習生を見ていると、この辺りの課題を
抱えている学生が多いです。

子どもへの接し方、保育スキルは素晴らしいのに。
・自分から自己紹介をしない。
・大人と目があわない。
・すぐいいわけをする。
・挨拶をしないで帰る。
・実習日誌を片手で渡す。
・タメ口で話す(敬語が使えない)

すごくもったいないわけです。

(ま、そもそも、実習担当の養成校の先生が
対大人のコミュニケーションが低かったりしますが。。。)

これは多分、学校の先生の養成課程でも同様のことが
言えると思います。

保育園(学校)は、高い専門性を求められる職場。
一方でその職場は一般社会と隔離された閉鎖された場なのです。
しかし、そこに通ってくるクライアントは、社会の最前線で
バリバリと働いているビジネスマンなのです。

僕が全ての実習生に必ず指導するのは3つだけ。

・保護者の入り口には、背を向けない。
・保護者にも同僚にも、自分から「先に」挨拶をする。
・朝も、帰りも、全ての先生に挨拶をする。

さて。この3つ。
養成校では指導されていますか?
保育士の皆さんは実践できていますか?
保育園の同僚はこれができていますか?

回り道をしてきた保育士だからこそ気になる
ところなのです。

多分ですが。
保育園を学校。
保育士を教諭。
と置き換えても同様の事が
言えると思います。

最後まで読んでもらって感謝です。

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