« 雪山へ | トップページ | 穏やかな夜 »

2013-03-11

忘れられるはずがない

2011年3月11日。
時計は14:50を指していた。

あの人生で初めて感じる大きな揺れを、
僕は16人の子どもたちとやりすごした。

ピアノの上においた鉛筆立てや文房具が音をたててとんできた。
つぶされたらひとたまりもなさそうな、パーテイションが音を
立てて左右に揺れる。そして次第に前後にも。
机の下に隠れた子どもたちは、その机ごと一緒に左右に振られる。
ある子は叫んだ。
「せんせい!!!これホント!?ホント!?」

一瞬、命の覚悟をした。
この子たちだけは守らなければ。

あの日、保育園から家路に着いたのは、
3/12のAM3:50。

AM2:30にお迎えに来た最後のお父さんの手に子どもを
返したあとだった。

あれから、2年。

あの子たちは2年生になった。
16名のうち、2名は、原発避難で九州に引っ越しをした。

あの日から、何もかもが変わってしまった。

「忘れまいあの日を」
テレビからは繰り返しこんな言葉が流れてくる。

忘れられるはずがない。
被災地の人たちは忘れたくても忘れられないだろう。


僕は、3.11。この日をこれからも大切にしたい。

110319b


「生かされていることを大切にする日」として。

|

« 雪山へ | トップページ | 穏やかな夜 »

コメント

一生忘れられないですね。

投稿: らむ子 | 2013-03-11 22:27

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 雪山へ | トップページ | 穏やかな夜 »