« こんなにおおきくなりました。 | トップページ | 「おにはそと」で、おにごっこ »

2013-02-01

やすり すりすり

130131

130131a


3年連続の年長担任。

年長担当で大きな悩みの一つが、「卒園制作」。

子どもたちの作った物を、保育園に寄贈する。
いわば、足あとを残すような作業です。

一昨年は、畑の看板づくり。
そして、昨年は、夏祭り用の組み立てお神輿を作りました。

今年は園長からのリクエストもあり、「竹ぽっくり」を
作っています。

今までの卒園比べて作業工程は少ないものの、
地味な作業が多くなります。

竹を切ってきて、クラスでお互い押さえあったりして
のこぎりでギコギコ。あとは裸足で乗っても怪我をしないように
やすりで面取りをします。

このやすりがけの作業。
これが、とっても年長向きなのです。

端から見るととっても地道な作業なのですが、
子どもたちにとってはとても楽しいのです。

自分がやった分だけ結果が返ってくる。
努力した分だけ、目に見えて竹がスベスベになるのです。

大人になると、いや、子どものうちもなかなか地道な努力が
すぐに結果に表れることなんてそうそう多くないのです。

でもこの「やすりがけ」。

運動のように能力での差はほとんどありません。
絵画のように、得手不得手もありません。
動かすのは自分の手だけ。

すごく子どもたちにとっては、充実感を提供できる
作業なのです。

だから、このやすりがけ。

僕は大切にしています。

そして、子どもたちは必ず聞いてきます。
「せんせい!これでいい??」って。

僕は、「OK」とか「いいよ、合格」とかいいません。

ゴールは自分で決めるのです。
「自分がこれでいい!!って思ったら、終わりにして良いよ」

子どもたちはしばらく考えますが、また触ってみて
ほとんどの子が再開をします。

僕は、難しい保育理論よりも、こういう体験を保育士が提供
できることがとっても大切なのだと思っています。

そのためには、保育士自身も体験すること。
そして、その楽しさを身をもって体験することが大切なのだと
思っています。

ポチッと押してやってください。励みになります。
(1日ワンクリック有効)

Br_decobanner_20100527193253_2

|

« こんなにおおきくなりました。 | トップページ | 「おにはそと」で、おにごっこ »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« こんなにおおきくなりました。 | トップページ | 「おにはそと」で、おにごっこ »