第1話「運動会 はじまるまでの 右往左往」
昨日は一日中天気予報とにらめっこ。
月額の情報料も納めている、ウェザーニュースのピンポイント予報。
「今日は昼過ぎまで雨は降らない!」となっていた予報。
まさか、今日の朝になって大幅変更するとは。。。
ウェザーニュースまぢで恨みます。
雨の予報が、大幅に早まり、開会式前にすでに本降り状態。
しかーし。明日の予報も雨。
しかも、うちの保育園は順延日を明日しか設けていないのです。
それなら、結論は早い。
「もう保護者も集まっているし、今日やろう!」
でもでも。今日はできそうだったので、室内を想定した準備をしていない。
しかも例年にまして、保護者だけでなく祖父母参加がめちゃめちゃ多い
予定していた保育園のホールではとてもとても入りきらないギャラリー数。
ここが想定外だった。
さあ。園長先生悩む!みんなも悩む!!
どうするどうする??
よし。となりの児童館に交渉してくる!
すてき、うちの園長先生。
少し大きめの体育館を持つお隣の児童館。
もちろん二つ返事でOKしてくれました。
さぁ!そうと決まればここから勝負です。
音響担当Gacha走ります。
なんせ、ラジカセ→10Mの延長ケーブル
→非常用放送設備のライン入力→園庭のスピーカー。
というセッティング。
これを、全部そっくり児童館に移し替え。
幸い児童館にも同じ非常用放送設備があるので、ラインコードは簡単に繋ぎます。
でも、この体育館、まあ、音が割れる。。響く。反響しまくり。
適正なレベル調整をするのに手間取りましたが、そこは
多くのイベントをこなしてきた経験が活きました。
この音響セッティングをしている間、他の女性陣が大引っ越し大会のように
物品や衣装をスタンバイ!
しかも、使わなくなった保育園の各部屋を、
・集合写真撮影用の部屋
・子ども控え室
・遊技用着付け室
と振り分けてある。すげえ。しかも機能的。
僕は思うのです。
こういう、緊急事態。想定外のことが起こったときに、どう対処するか。
ここに職員集団のスキル。
そして、そのコミュニケーション能力やチームワークが問われるのだと思います。
誰が判断をして、誰が指示をだして、誰がどう動くのか。
ここをバシッとできた、という点ではうちの保育園は誇れる職場だな。
と本当に強く感じるわけです。
なんとか、30分遅れくらいで開会式がスタートです。
バッタバタしている雰囲気が思いっ切り保護者にも伝わってしまいましたが、
ここから取り戻すのが、ある意味、やりがい。
子どもたちのすばらしい演技や発表をゆっくり堪能してもらえることが
一番だな~と本当に思うのです。
そんな感じで、雨の室内運動会がはじまったのでした。
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コメント
「臨機応変」って何かと使い勝手のいい言葉だけど、こうやって臨機応変が実践できる職場はすばらしい。
特に、その大元にある園長の判断と行動がすばらしい。
職員がいい動きしても、トップがまごついたら台無しだからね。
投稿: ばーる | 2010-10-10 01:17