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2010-05-16

父の涙

今日はすこーし暗いお話。
元気のない人は、別の日に読んでください。


先日のこと。実家に帰っていた夜。
珍しく父の携帯が鳴った。

父の同僚の訃報だった。
雪山での事故。

大学の同期で、会社の同期だったらしい。
父の同期ということは、40年近く共に時間を過ごした仲だろう。


あんなにうちひしがれて、弱く見えた父の姿を生まれて初めて見た。
うっすら見えた父の涙。
祖父。つまり自分の父が亡くなったときも僕は涙を見た記憶がない。


1995年に僕は12年一緒に過ごした親友を亡くした。
でも、その3倍以上の時間を過ごしたはず。
父とその方はもう親友を越えた関係だったのかもしれない。

だから。気持ちが痛いほど分かる。
でも、その悲しみや喪失感の大きさは想像を絶する。


気丈に振る舞い、淡々と同僚に電話で連絡を入れる父。
僕は、何も言葉をかけられなかった。


いつもなら、じいじ!じいじ!って話しかける3歳の姪っ子も何か感じたのだろう。
おとなしくずーーーーっと一人で遊んでいた。

俺も何かそんな父の姿を見ていられなくて、ブラリと井の頭公園を歩いてきた。
大好きな井の頭公園に綺麗な月が浮かんでいた。

100516

やり場のない悲しみ。

井の頭公園で見た静かで綺麗な月。

そして、その父の同僚の命を奪った大自然の力。

やりきれない気持ちと共に、何か自分や人間がちっぽけな
存在に思えて仕方がなかった。

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コメント

>あんさんへ
たった4文字。
だけど、すごく気持ちが伝わってきて
嬉しくなりました。本当にありがとう。

投稿: Gacha | 2010-05-19 00:19

うん うん

投稿: あん | 2010-05-18 15:23

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