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2009-01-13

ここ数日。。

少し、不安定なブログを書き綴ってしまいました。
ご心配の声も頂きありがとうございます。

昨年までの千葉生活で公私とも、本当にお世話になっていた方が天に召されてしまいました。

そのおじいさんは、初年度立ち上げの前から自然の家に関わり、
愛してくれていて、何より、僕たちスタッフのことを愛してくれていました。
多くを語らずに、背中で話すタイプの職人気質の昭和おじいさん。
でも、深い愛情と、やさしい笑顔が僕たちスタッフの栄養源でした。

体調を崩されてからも、「お酒が飲めなくてね~」なんてぼやきながらも、
片道20km以上ある道のりを車できてくれて、僕が身体のことを心配しても
「ここに来ないと、家で寝たきり老人になってしまうんだよ」と。
それに自分の体調が悪いのに、僕たちスタッフの体調を何より心配してくれていました。

僕からみると、年齢的には、父と祖母の間くらい。
僕のことも、息子のような孫のような、でもそんな風に暖かい眼差しで見守って、
励まして、そして元気づけてくれました。
でも、偉そうなことは絶対に言わない。絶対に否定をしない。
僕を一人のおとなとして尊重してくれて接してくれていました。

恩師の牧師先生は「人に愛されようとせずに、人を愛しなさい」とキリスト教の最初の
授業で教えてくれました。
簡単なようでなかなかできないこと。

でも、その優しくシャイなおじいさんは、まさにこの言葉の通りの人でした。
無条件の愛情を、施設と僕たち、そして子どもたちのために注いでくれました。
時には身を削っていたことでしょう。

僕が退職をすると伝えたときの悲しい顔は今でも忘れることができません。
誰よりも悲しんでくれました。

退職してからも、月に1度くらいでしたが、電話をすると「ありがとう」と。

本当に心から尊敬していました。
大好きでした。

ここ数日、一緒に過ごした時間が次々と湧いてきて頭から離れません。

パソコン仕事に疲れて、裏の駐車場に行くと、「待ってました」と言わんばかりの
顔で、出迎えてくれる。

どんな作業もいやな顔一つしないで引き受けてくれて、黙々と作業をしてくれる。
その仕事ぶりはまさに職人そのものでした。

暖かいお茶と、チョコレートが大好きでした。特にビターのね。
しわだらけだけど、その手と顔には優しさが満ちあふれていました。

もうその優しい笑顔に逢い、やさしい声をきくことはできないけど、
いつか僕がむこうに行ったときに、同じようなやさしい笑顔で出迎えて
もらえるように、がんばって誠実に生きていきたいと思います。

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